Movie
001

戦火の馬

原 題
WAR HORSE
監 督
スティーヴン・スピルバーグ
キャスト
ジェレミー・アーバイン、エミリー・ワトソン、デビッド・シューリス、ピーター・ミュラand more
製作年
2011年
製作国
アメリカ

★★★★★

信じることしか知らない馬のジョーイ。

ジョーイは、ひたすら、本当にひたすら前だけを向いて走り続けた。

一頭の馬の視点から描かれた物語は、

混沌とした世界を生き抜く力を与えてくれる。

今だからこそ観なければならない。

それぞれが抱える不安、悲しみ、怒り、苦しみの果てに

“希望”があることを教えてくれる。

観終えたあと、心の湿度は65%。

ちょっとウエットに健康的な心になる。

2012.03.06

Book
002

日本の舵、取れる方いらっしゃいますか~

タイトル
「決断できない日本」
著 者
ケビン・メア
出版社
文藝春秋
発行日
2011年08月20日
価 格
819円

★★★★☆

「美楽」の著者である古庄氏とのお話の中でご紹介頂いた本。
元米国務省高官であるケビン・メア氏が論理的に考え、

決断するアメリカ的思考と石橋を叩いても渡らない、渡りたくない!?日本的思考がよく見えてくる一冊。
アメリカ側からみた日米同盟の位置づけを考えると、日本は太平洋戦争で米国に負けた。

その歴史は何年経っても変わらない事実であり、変えられない力関係が存在する、ということを思い知らされる。
メア氏の指摘を、すべて安易に受け入れることはできないけれど、日本をよく知るメア氏の警鐘は真摯に受け止めなければならないと思う。
内容の中心は沖縄米軍基地に関わる話で展開されている。

親日家の米国外交官の本音を知ることができ、読みやすくて、読みごたえがあるのでぜひ。

【求人募集】
募集職種:日本株式会社代表
求める能力:1)米国に対し、安全保障上の同盟関係と、経済上の相手国という複雑なパワーバランスの舵を上手にとる強い決断力のある方。
2)結果が出るまで居座る図太い精神力のある方。

切に願う。

2012.03.01

Book
001

騙されるのも悪くない

タイトル
「蛇を踏む」
著 者
川上 弘美
出版社
文藝春秋
発行日
1999年8月
価 格
440円
文庫 183ページ

★★★☆☆

全部うそ。
著者の頭の中の世界が繰り広げられている。
その“うそ”の中にも、これ現実の世界!?とも思わせる錯覚が心地いいけど、正直な人にはたまに面倒くさい。

「蛇を踏む」のお話では、者なのか、物なのか区別がつかなくなり、

また蛇が人なのか、動物なのか分からなくなる。

“ナニモノニモ変わる”

無意識で変わるところの淡々とした感情が、読んでいる者を惑わしてくれる。

個人的には、あとがきを読んでから読み始めることを勧めたい!
すんなり物語に集中できるというか、腑に落ちる気がする。

2012.02.21